2019年10月15日火曜日

水草の小型種 

 水生シダの定番種であるミクロソリウムですが、プテロプスやナローは小型水槽には大きすぎることがありますよね。グリーンノームという品種はミクロソリウムの中でも小型な種類で葉の長さ4~6cmほどです。ウィンディローブのように分岐するわけでもなく、シダらしい茂みを水槽内に演出することができます。強い光に対してもブセよりは丈夫です。



 アヌビアスも丈夫で定番の水草ですよね。一昔まではアヌビアスの小型種と言えばナナでしたが、それでも小型水槽に使うには大きく、均質な緑色の葉っぱの存在感も相まってレイアウトには使いづらい存在だと思います。しかし、パンゴリーノという改良品種が流通し、アヌビアスのミニマムサイズが大幅に更新されました。パンゴリーノは茎に対して葉が小さく、ナナを見慣れていると奇形に見えるかと思います。ですから、新芽が委縮しやすかったり、どこかしら生育上の欠点があると思っていたのですが丈夫な水草でした。ブセファランドラが一進一退を繰り返している水槽でパンゴリーノは着実に成長しています。陰性水草は成長が遅いですから、良い状態を長く保つことが重要ですよね。パンゴリーノはその点に関して高い適応力を示してくれています。改良品種のためナチュラル感は少ないかもしれませんが盆栽みたいに可愛いくておすすめです。



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