2019年7月31日水曜日

故トリファスキアータ マキリエンセ




 僕のプロフ画像のアピストはトリファスキアータのマキリエンセ産です。エロモナスで殺してしまい、子採りも失敗してしまいました。産卵はよくしてくれたのですが子育てが下手な感じがあり、メスがじっとしていられない性格でした。当て馬を入れたままにしていると浮上前の子供のいる場所にたどり着くことがたびたびあり、いつの間にか全滅していました。次こそは!と思って繁殖に再チャレンジしたのですが、気温が上昇しはじめたり、苔取りのサイヤミーズを投入して水槽内のバランスを乱したり、スポンジが詰まり始める等してエロモナスを発症させました。

 そのひと月前まではオスの発色が素晴らしくなってきて、アピストってこんなに綺麗になるんだ~と感動していました。水槽の状態がピークになると次は徐々に落ちていくらしく、そうならないように魚の調子が落ち始めたと気付いたら対処するんだそうです。水槽掃除した直後には状態が一時的に落ちますが、生物の緩衝作用でやがて元に戻っていきます。その上がり下がりをピーク付近で繰り返すように管理するようです。マキリエンセには可哀想でしたし、自分自身もかなりへこみました。でも、この経験を機にアピストオタクとして次のフェーズに進めたんじゃないかなと思います。



 下の画像は全然色の上がってない時の写真です。アピストはこんなに変わるんですね。






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2019年7月30日火曜日

Buce. sp. レッドステム

 こんにちは!今日は我が家のブセの紹介です。本当はエビの紹介をしたいのですが、最近調子が悪くブログにできることがありませんでした(^_^;) リセットしてソイルや立ち上げ方をいろいろ試してみたいのですが空き水槽を用意できていません。夏休み中に何とかしたいですね。
 一枚目の写真はレッドステムの水中葉です。この株はもともとの状態が良くすんなり移行できました。小さい株の水中移行は難しいですね。せっかく水中葉を出したのに溶けが止まらなかったり、他の株は育っているのに小さい株だけ上手くいかなかったりするのは、葉の枚数が少ないと水中の溶存CO2濃度では代謝に必要なエネルギーをまかなえなくなっているんじゃないかなと思います。消滅しそうになった株は高湿度下で水上に上げてしまうのですが、水上適応の方はすんなりいきますね。根が張るまでは水分を吸い上げようがないので湿度管理やミスティングはしっかり行ってくださいね。


 2枚目の写真はブセ水槽のものです。砂ではじめスタートしたのですが、水中モーターに砂が詰まるわ肥料不足になるわで大失敗でした。コケに弱いブセですが、肥料不足にも弱いようです。液肥で対応しようとしたのですが肥料バランスが悪かったのかコケばかり増やしてしまい、最終的に吸着ソイルを敷きました。吸着ソイルを敷いて、肥料不足になったらアマゾニアなどを少し足すぐらいが管理しやすいかもしれません。
 他の有茎草と同様、きれいな水に住む水草でしょうし換水はできるだけたくさん行っています。水面を見てぬるぬるしていたり泡がたまっていたりしたら100%換水をしています。ソイルの栄養状態によって汚れ方、雑菌の湧き方は変わってくるんでしょうね。


バナーのきれいな張り方が分かりません(^_^;)
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2019年7月29日月曜日

ビタエニアータ テッフェ

 こんにちは!今日は金曜日に飼ったビタエニアータ テッフェの紹介です。期末テスト明けでストレスを抱えたままアピスト屋へ行くと運命の出会いをしてしまいましたw

 ビタエニアータはカラ―バリエーションが多く、なかなか理想の固体に会えずにいました。アピストは基本、上手に育てれば青系の発色は出てくるそうなのですが、赤系の発色が強すぎるとそれが目立たなくなってしまいます。オレンジと紫のグラデーションが各ヒレに入るのが理想なのですが、入荷したての個体は小さかったりストレスを感じていたりで紫の発色を確認することが難しく思います。そのせいで黄色を持っているビタエニアータというのは真っ黄色に見えてしまうんですね。


 
 今回出会った個体は入荷してから時間の経った余りものに入るのですが、そのおかげで紫の発色も出てきていました。この個体が売れ残ってまだ目利きの下手な僕に、その将来像を示してくれたというのはやっぱり運命ですねw メスも立派なので、オス個体が小さい内に子供を採ってしまい、オスの単独飼育に切り替えてヒレを伸ばしていきたいです。



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2019年7月28日日曜日

クリプトコリネ フルエンシスの開花

 
 アピストの記事しか投稿してこなかったので今日はクリプトコリネについて書こうと思います。


 一昨日、クリプトコリネ フルエンシスの花が咲きました。クリプトの花はこのような螺旋状だけでなく、種類ごとに様々な形状があるようです。熱帯雨林に生えるこの珍妙な植物のドリルのような花は、アクアリウムを始めなければ一生見ることもなかったのだろうと思います。お金や手間のかかる趣味ではありますが、やりたいことをやり、沢山失敗を経験し、その面白いものが見れて、生き物と日本という環境に非常に感謝してしまいますね。

 クリプトは遠目から見ると地味ですが、深い色の滲み、縞模様、微かなラメが入る種類が多くはまってしまいました。成長の遅い植物はなかなか思い通りに殖えてくれない腹立たしさの反面、葉の成長一枚一枚が喜ばしいもので可愛いです。この花も蕾が出始めたのはひと月ほど前だったと思います。種ができるかどうかは分かりませんが出来ると嬉しいですね。

 今後の変化はまた記事に載せると思います。それではまた! にほんブログ村 観賞魚ブログ アピストへ
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2019年7月22日月曜日

僕がアピストに求めてる要素は、かっこよさ、愛着、鮮やかさ、ラメのギラギラ、飼育の難しさです。でもこれ全てが共存している種類はなかなか居ないですよね。

 今日はギラギラ代表のミウアの写真です。水が良くないのとまだ小さいのとで、これからもっと綺麗になると思う個体です。背ビレが欠けてしまったので子供とって完成形を見てみたいのですが、産卵はしても孵化までいってません。

 あまり簡単に殖える種類だと軽く扱いがちになるので、ある程度の難しさというのがモチベーションには必要だと思います。でも、何回も卵産んでるのに孵化しないというのもマンネリ化してきますね。

 アピストは長生きさせるのが繁殖よりも難しいと思ってます。水槽の状態が良くなって繁殖するまで、殺さずに育てられるよう頑張ります。

2019年7月19日金曜日

 僕がアピストを飼い始めたのは中三の時でした。受験頑張れよという事で親父が水草水槽一式を買ってくれました。熱帯魚図鑑で見たイエローフェイスのボレリーの海水魚のような配色とフィンスプの迫力に憧れてボレリーを飼い始め、繁殖も見ることができました。始めてアピストの求愛や育児を見た時はやはり興奮しましたね。

 そんな思い入れのあるボレリーを去年また飼い始めました。オス親は死なせてしまったのですが、f1 で1匹有望な個体が生まれてくれました。

 まずは親個体の写真です。パンタナールのワイルドで体形と青の乗りが気に入って選んだ個体です。イエローフェイスに赤スポットの入るタイプだったのですが、黄色の発色はあまり引き出せずに死なせてしまいました。



 次は子供の画像です。頭の形が一番良いやつを選んで水草水槽に入れて育ててます。ブラインメインであげて、最近やっと色が出てきたところです。


ブラインの色揚げで尻ビレの色がオレンジになってきてます。明るい黄色は出てきそうにないのですが、鮮やかな黄色はブリードボレリーじゃないと出てこないのでしょうか?この子はギラギラとして野性味有ります。楽しみ^_^


アガシジィ アレンカー 孵化

 このところアガシジィ水槽の前面のガラスに苔が付いていて、掃除するのがめんどくさく観察も疎かになっていました。今朝水槽を見ていたらなんか雌が黄色くて強気だなと思い、のぞき込んでみてもシェルターを出入りする様子はありません。ライトをつけてガラス面を掃除するとヨークサックを付けた稚魚...