2019年10月6日日曜日

底面フィルター

 エビ水槽には底面フィルターを使っているのですが、ここ最近目詰まりがおきてました。底床を何度も掃除して水流は回復してきましたが、もうソイルの効果が切れていると思います。アマゾニア、吸着系ソイル、パウダーソイルの3層にして立ち上げ、1年ちょっとで調子が崩れてきました。タイガーシュリンプの血が入った品種は水質の悪化にかなり弱く、一見綺麗な水に見えてても落ちてしまいます。
普段気にしていることは、
・水の硬度が高くなりすぎると活性が落ちる。足し水に注意。
・水温は25度以上が長く続くと落ちる。ファンを付ける。
・共食いが結構多い。密度とエサの量に注意。
です。TDSも計っていなかったですし他の要素はよくわかりません。アピストはエサをあげすぎると目に見えて調子が落ちるのですが、エビはエサをまったくあげなくても調子が落ちたりするので管理との因果関係が分かりづらいです。

 コケを食べてると思ってても餓死してるのでしょうか?エビの飼育にはソイルを使うことが一般的ですよね。それはやはりエビが草食だからだかもしれません。ソイルから出る養分がコケになってエビのエサになっているので、養分の切れたソイルを使い続けることはエサを上げないことと同じな気がしてきました。栄養系のソイルはアンモニア系の養分を含んでいるので立ち上げに時間をかけ、良いコケが育つ水槽で飼育するのが一つの方法なんでしょう。



 吸着ソイルを使うのは立ち上げに時間をかけず楽ですし、今回の水槽もそれで最初はうまく飼育できたのですが、吸着効果が切れた時に硝化バクテリアの増殖が追い付かないのだと思います。水槽内の生態系は生き物の要素のみで構成することによって、安定したメンテナンス(アピスト水槽では毎日同じ量の給餌。水草水槽では定期的な水替え。エビ飼育ではTDS測定とRO水で水質を安定させるなど。)の条件下で緩やかにバランスをとります。しかし、吸着ソイルという不安定な無機物の要素を加えることによって、生物の調和能力を上回った急変化がこの水槽におきてしまったのだと思います。

硬度を調製してアピストと同じように砂を敷きブラインシュリンプで飼育したり、マジックリーフで飼育したり、アピスト飼育のノウハウの延長でエビが飼育できないか。また、水草水槽に硬度調整をしてエビが飼育できないか試してみたいです。

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