2019年10月8日火曜日

グリーンドワーフシクリッドの肌

 グリーンドワーフシクリッドを飼育していたのですが、先日水槽を引っ越しさせた際に死なせてしまいました。死因は擦れだと思います。掬おうとしたとき、思ったよりも速く泳ぐのでもたついてしまいました。他のアピストと同じ感覚で引っ越し先にドボンしたら、肌が一部めくれているのに気づきました。その時は、明日になれば何とかなってるだろうと思っていたのですがそのまま死んでしまいました。




 グリーンドワーフは痩せやすい、大きくならない、メンタルが弱い、水質悪化に弱いと飼育の難しい要素をふんだんに持つ魚でした。スタートは3匹だったのですが、1匹いじめられてやせ細り、何かの拍子に死なせてしまいました。残り2匹はペアだったのですが、メスがいじめられて出てこなくなり、久々に表に出てきたと思ったらエロモっていました。残ったオスは成魚まで育てたいと思っていたのですが、やっぱり繁殖の可能性が絶たれると優先順位が低くなるもので、新規導入のための引っ越しで上記のように死なせてしまいました。

 自分より小さな魚でも、活発な魚と一緒にするとストレスを感じるようです。そのため当て馬に使える種類は少ないと思います。ペア単独飼育では、同種間でも争う上に狭いところに隠れていることも苦手なようで、いじめられている側はメンタルをやられて死にやすいです。また、エサを増やしてバクテリアを増やそうにも、大食漢な魚ではないので未消化分のエサが気になるところです。グリーンドワーフより弱い動きの鈍い魚をぎゅうぎゅうに詰めて縄張り意識をつぶしてペアかトリオで飼育するのが繁殖への道筋かもしれません。

 お店で見たグリーンドワーフの成魚は透き通った体に虹色のラメが入り、そこそこ体長も大きく見ごたえのある魚でした。水槽の状態が整ったらまた挑戦してみたいと思います。グリーンドワーフを買ってくる際、個体選びでは顎が曲がってないか注意した方がいいと思います。顎の骨が曲がっている個体をよく見かけます。

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